モデルガン
つぐこ

 モデルガンだと思って撃ったら、実は本物の銃だったって気分だ。
まさか、こんなに批判やら意見やらが交わされるとは思っていなかった、
あたしの書いたもので、とても不快になったり、怒ったりするのはいいことだと思う、
みなさんの意見には、肯定も否定もしない。

唖然としている、野ばらさんみたいに、あそこのメゾンはダメだ!!って言ったら、
そのメゾンの株が急激に下落してしまうことなんてないし、
誰も意見しないだろう、あたしにはそんなカリスマ性もないし、
誰も見ないだろうと思って、書いてみて、ここを見ていたらこうなっていた。

あたしは、カテゴリーの散文の脇の括弧を読み忘れていた。
だったら、ここで批判されても仕方ないか、
何を言われてもしかたないか、
読み忘れてしまったあたしのケアレスミスだ。

初めに書いた文章を読んで、誤解されてしまうのは嫌なので、補足。
不快になったり、怒ったりするのはいいことだと思う、と書いたが、
あたしがこう書くにはちゃんとした理由がある、
マーシーだったかヒロトだったか忘れだが、
表現の衝動は、怒り、だと思う、と語録で読んだ、
まったくその通りだなと思う。
感情を出すこと=スマートと思われるが、そんなことはないと思うから、
感情をあらわにすることはいいことだと思う。

今、あたしは怒っているのかなんなのか分からない。
やっぱり、言葉を選ばなきゃいけないかなって思うけど、
ベンジーを見ると、あの人は言葉を選んでいないな、と思う、
言葉を選ぶ=表現が狭くなると思うし、そんなことはないだろうが、
自分の言いたいことを置き換える言葉は辞書などを使用しないと、
分からないような熟語ばかりが並んでしまうのだろうなと想像した。
要は、言っていることは同じで、遠回しになってしまうってこと。
それが、嫌だ。

マーシーだったか、ヒロトだったか忘れたが。
難しいものは分かりやすく、と言っていたそうだ、
日常生活を思い出してもらいたい、
訳の分からない横文字のカタカナの英単語を、
マニフェストって言わずに、政権公約って言えばいいじゃないか、
メディアでは批判されていたが、この頃は忘れられている、浸透したからだろうか。

あたしの散文は、テーマなんて大層なものはない。
批判でもなんでもしてほしい、
書いたものの表現とかの、褒めあいとか討論とかそんなのを望んでいたけど、
こういうのもありかなって、思っている。

絶対に違うと思ったものは、多分ないんだろうな。
あ、これは、あたしの意見ではなく、哲学としてって意味で、
それが哲学か、非道でも哲学か、
人道は温かいのが鉄則か。

これらの経験で分かったこと。
ペンでダイナマイトは作れない。



散文(批評随筆小説等)  モデルガン Copyright つぐこ 2008-05-05 23:45:46
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