ネオン
オオカミ

冴えすぎた身体 仰ぐ瞳にうつる天井の白さだけが無実
帰ったらコッカコーラ飲もう




握る手のチップで繋がれたラブアンドセーフティ
ネオンの微笑みきょうもあいしてる




あんたはディープ あたしはデンジャー
こんなにあったかいのに
ねぇ




無口なのはイソジンのせいじゃない
泣いてないよ ばいばい




時給9000円の恋人 の過去を一体誰が知ってる?
初めて手を繋いだあの日と 今日の私が帰る明け方




しらない名前が笑う だいじょうぶだってあれは私じゃないから
もう眠るね




抱かれる夜ごとにカウントダウン
爆弾みたいな私が渡されるのは
夜と朝とたくさんのあなたと、また夜




朝陽がゆれて少女がうまれた
幼いまましんでゆくけど たしかにうまれた 涙の跡に




等しさは愛しい
本日もご指名ありがとう ありがとう ありがとうございます
呼応する夕方に抱かれて止まらない鼓動






短歌 ネオン Copyright オオカミ 2008-04-30 02:38:42
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