ぼくは　いなくなろうとおもいました

だけど　みんなはぼくに
みずをあたえ　たいようのひをあびさせ　えいようをたくさんくれました

ぼくは　みんなに　ありがとう　をいわなければいけなくなりました
だから　ぼくは　であったみんな　たくさんのひとに
ありがとう　をいいおわるまで
いなくなれないのでした

それでも　ぼくは　いなくなろうとおもいました

さいごにとめてくれたのは
だれでもない　ぼくです

ぼくのなかの　ぼくが

いきようと　いきてくれと
あせをながし　なみだをながし

ぼくはまた　ありがとう　をいいおわるまで
いなくなれないのでした

それでも　ぼくは