グッバイベイビー
望月 ゆき

朝が来るたびに遠ざかって
後ずさりしていく、記憶の束を
水平線を越えてくる、光の波に
さらわれないように
抱き寄せる
さよなら、
さよなら、



特別なことなんて、なにもない




ただ、
青空はどこまでも青く



わたしたちに降りそぞく
日々の なんと、
ファンタスティックな、








ポエニーク 即興ゴルコンダ投稿。






自由詩 グッバイベイビー Copyright 望月 ゆき 2008-04-22 22:06:21
notebook Home 戻る  過去 未来