むすんで ひらいて 春の陽よ
ひより

たった
一つの愛しみを
抱いて
思うところを
見つめ
寄りそう人の
片時


ほほ笑んで
いる
貴女の
握りしめた
左の手の
小さな 小さな
種に
なりた




自由詩 むすんで ひらいて 春の陽よ Copyright  ひより 2008-04-21 23:15:42
notebook Home