「ずっとずっと好きでした。」
Lily of the valley
失って気づく
こんなにも愛していたことに
涙が流れる
もういないあなたの席を見つめて
話しかけると不機嫌な顔
「邪魔すんなよ」って顔に書いて
それでもいつも
向き合って返事をしてくれてたね
いつもいつも
心配してること隠していたよね
「愛してる」って伝えてたら
何か変わっていたのかな
卒業式のあの日
振り絞った勇気
「一緒に写真撮ってください」
振り返って一言
「嫌だよ」が最後の言葉
どうしたの?
ほんのり赤く染まった頬
「最後までつれないね」
当然のことだったのかな
残ったのは想い出
もう二度と戻らないあの日々
もっと素直になればよかったのかな
きっとずっと
伝えられないんだろうな
「先輩。」
「ずっとずっと好きでした。」