置き忘れた春
春日
あの場所にわざと置き忘れた春が欲しかっただけ届かないだけ
ぼくだけの明けない夜をつくるため今でも空を塗り続けてる
磨り減ったあなたの靴の底をみていつか桜も散るのだと知る
水中でうまく呼吸はできないけどそんな自分も好きだったのに
夜の奥まぎれて存在していたとありふれて生きるために言い訳
短歌
置き忘れた春
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春日
2008-04-14 19:50:23