人生なんて
beebee
ただ
生きているだけで、
疲れただなんて、
ぼくもいったい
いいかげんなものさ。
二十三の
ぼくの人生なんて、
いったいなんなんだろうと、
思うじゃないか。
《 称賛が欲しいのさ! 》
《 認めて欲しいのさ! 》
そうさ、
そのとおりさ。
いいじゃないか。
みんなそうじゃないのか?
何もなけりゃ、
生きてなんて
行けやしないさ。
《 なあ、そうだろう? 》
《 なあ、そうじゃないか? 》
さびしいと思うのは
弱いからじゃないさ。
それもいいさと思うのは
ひねくれているからじゃないさ。
話したくたって
言葉もないし、
泣きたくたって
笑うしかないのさ。
心はいつも乾いていて、
人が喜んでくれれば
それでいいさ。
《 人生なんてそんなもの。 》
《 人間なんてそんなものさ。 》
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傷口(自虐、暗闇)