ぼくと宇宙
ゆうと
言葉を発しても誰も反応してくれない寂しさ。
跳ね返ってくる孤独。
つまらないつまらないつまらないつまらないってそればかりで虚しくなった。
からっぽになっていく。
心が、すかすかになっていくのがわかる。
からっぽになっていっているはずなのに、重くなっていくから不思議だ。
黒いもので埋め尽くされていく。
虚無という言葉には、無限の宇宙という意味もあるらしい。
そのせいだろうか、夜になると虚無をよく感じるんだ。
ぼくには、心にははかりしきれない宇宙が存在しているように思う。
・
うまれたときに
ぼくがはじめてのみこんだもの
それはうちゅう
ふゆうしている
わくせいと
ともにいきてる
ぼくのこころ
・
ぼくはこころで
こころはぼくだ
こころは宇宙で
宇宙はこころだ