ドロップ
naru


ドロップの缶をゆすると
世界がひっくり返るような音がして
ハッカ味が転がりでてきた
たいていこんな感じで
詩を書いている

これしかできないと思いながら
これすらできないと泣いて

どれをどうして
あれをこうして
生きていくんだろう

ドロップをなめた
したべろがきれた
腹がたったから
もひとつ
なめた


自由詩 ドロップ Copyright naru 2008-04-02 21:06:02
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