こころびょういん
ゆきのかけら(翡翠)

こころを

やすませること

こころを

りかいすることが

できるのは

じぶんだから

じぶんのおもうように

やってみる

それだけで

いいちりょうができるのに

「おまえはにげている」

って

いつも

おいたてられてしまうんだ


どうしてなのかは

わからない

【びょういん】というなの

きめられたきかんのなかで

きめられたびょうきを

あてはめたら

たくさんの

おくすりをもらったら

ぼくは

「にげ」ていなくなるのかな?

それとも

「よわいこだから」

ってきめつけられるのかな?


ぼくはおもう


このせかいに

てきおうしない

ゆがんだ(といわれる)

こころははじかれて

きっとだれにも

りかいされない

そんなこころしか

(じぶんが)もっていないなら


ぼくはずっと

「にげ」ているんだろう。

ぼくはきっと

「よわいこ」なんだろう。


…それでも


ここにいる

いきているぼくを

みとめていくのは

いかしていくのは

ぼくしかいないから

せめて

「じぶんのおもうように

やってみる」


それだけの

ちりょうやくを

ぼくにください。




自由詩 こころびょういん Copyright ゆきのかけら(翡翠) 2008-04-02 20:49:08
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