花は語ると言っても花言ではないのだ
木屋 亞万
許すから風に微笑む雪柳かつての罪人への返事か
小米ちりばめ咲く花の追い風に隠れる笑顔と剥がれた小雪
紫の裸の菊を見た朝に都忘れた事を忘れない
弦弾き戦伝えた法師なら今の世の乱何と歌うか
墨入れの閉ざされた中に花の種花びらのむらさき残る壁
こんもりと木蓮開く鼻のさき欲情してたティラノサウルス
たん、ぽぽん朝の8時に公園でギザキザの歯でけんけんぱした
次にまた桜咲く頃に逢おう十月桜は冬にも咲くから
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