シンプルな青い空に泳ぐ刺身
狩心

「なぁ、新鮮な刺身を作ってくれないか?、「なぁ、いいだろ?ハニー ・・・

「新鮮な刺身・・・」

僕は回転寿司で、新鮮ではない寿司を食いながら、頭を回転させていた
ぎゅるるるん

素材を活かす?そのまま出す?
いや、切り方の問題だよ・・・でも、どうする・・・

シンプルさー

。。

シンプルさ・・・僕が一番苦手とする類だ。
足し算と掛け算が得意な僕にとって、それに挑戦する事は至難の業を超えて、
浣腸だった。

毎晩毎晩・・・

僕は逃避し続けた。

難題 疑問
百戦錬磨の大百科に

打ちのめされていた

呻き声の響く夜に!「」

体を仰け反らせて、わおんわおん、

「シンプルさ〜」 が僕の頭を千切りにした

「なぁ、新鮮な刺身・・・

・・・が14年間続いた。
たぶんそれはもう、
回転寿司のベルトコンベアーに乗っかって旅した、

神父ルーサー pu っ pu- だったのかもしれない。。

ごめんよ。青い空


自由詩 シンプルな青い空に泳ぐ刺身 Copyright 狩心 2008-03-14 21:22:31
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