薄暮
宮川

街灯が芽のように生え並び
待っている
空が重なる
呼吸して嵩が増し落ちていく部分を確認する
向かいの歩道をおじいちゃんが少年のように走る
買い物籠の中身に手を遣ると何も掴めないことに気付く
さまざまな記録や予報を失くしたつもりになって
いちにちがはじまると唱える



自由詩 薄暮 Copyright 宮川 2008-03-06 21:21:58
notebook Home