約束までの約束
caleha





伝わらないもんなんだろう

わかってる

この想いほどは

いつも君には届いていない





共感してみせて

大袈裟をさらして





僕にとって君がどれだけなのかを

必死にみせつけて

君が消え入りそうな声で

小さく感謝して







つまらない

僕の中で何かが埋まる

その空っぽの言葉で







隠してたんだろう

感じてたんだろう

どれだけ君が

そこで迷っていたのかを





気づかないふりでも

言葉をなくしてしまった







君にとって僕が

あの約束までのはかない繋ぎ合わせでも

もう子供どもじゃないんだから

わかるように笑ってみせるよ


自由詩 約束までの約束 Copyright caleha 2008-02-25 10:23:12
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