ちく たく
砂木

暖まってきた空底をゆきかう
つららとのびた水面の宿り木

てん てん
おちて 

なぞらずに許してくれる
しまい忘れられて
陽に 壊れていく冷たさ

包まれてしみこむ
沈黙の前













自由詩 ちく たく Copyright 砂木 2008-02-17 22:39:58
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