中東にバーレーンっていう国あるやん
「タイン」はアラビア語で、祭りみたいな意味やねん
発音としては「バハレインテイン」のほうが近いかなぁ

紀元前からチョコレートに似たようなもんはあったんやけど、
もともとは飲み物やってん
いまでいう健康飲料みたいな
そうそう　ココアみたいなやつ

それを世界で初めて固形にしたのが、チョコレート夫人
だから固形ココアのことをチョコレートと呼ぶの

１８世紀のバーレーンは、東バーレーンと西バーレーンの東西２国に別れててん
この２国は仲が悪くて、戦争が絶えなかった
でも１９世紀には統合されるの
東の王子と西のお姫様が結婚して、国が統一されたんやけど

まぁ　親同士が決めた結婚なわけやわな

王子のほうが、なかなか お姫様のことを気に入らなくて
でも、お姫様は王子様のことが好きやってん

その王子様はチョコレートが大好物でね
お姫様が、王子様に気に入って貰おうと頑張って、手作りのチョコレートを王子に贈ったの
チョコレートを贈った記念日が、２月の１４日

王子のハートを射止めたきっかけがチョコレートやったことから、
チョコを贈ると「メンズのハートをゲットだぜ」みたいなことになっとるんやな

ちなみに
王子が一ヶ月後に手作りのマシュマロをお姫様に贈ったのが、
現在のホワイトデーに繋がってるっちゅうことですわ
当時のマシュマロは、チョコレートの３倍ぐらい価値高かったんで、
「ホワイトデーは３倍返し」みたいなルールも残ってる

日本では、女子が男子　、メンズにチョコを贈って愛を告白みたいなことになっとるけど
バーレーンでは、東西統一、平和になって良かったね的ムードなわけ
もちろん　統一記念日の祝日で休み
日本でいうところの建国記念日みたいなもんやろうねぇ



この話、誰にも言うたら あかんで

ええか　絶対誰にも言うたら あかんで