鬼のお面
たいにぃぼいす

節分もほんの少しすれば すぐに
一週間前の食事みたいにわすれていって たまに
雪の上でしめって ふやけた
鬼のお面をみつけて思いだすぐらいなもので
このお面はずぅっと変わらんなぁ
そうやって毎年おんなじように
思うぐらいなもので
雪解けのころには
しめって ふやけて 泥にまみれた
鬼のお面をたまにみつけて
いまだに鬼は外やってんスか
そうやって思いだしてはみるけれど
今年もべつに 鬼のお面に
豆 ぶつけたりしないで
豆 食べるだけ


自由詩 鬼のお面 Copyright たいにぃぼいす 2008-02-04 00:51:12
notebook Home