はかな
流希-Яuki-
溶けた視線で壊れた時計を見つめても
もう動きはしないの
そう教えても君は時間さえ飛び越えようとするのだね
虚ろな世界観
そして空気
君が放つ波紋は
不必要な現実を緩やかに押し戻す
正しさより
描いた愛しさが
君は信じていて
僕には霞んで見える時の先に果たして
きみとぼくは……
自由詩
はかな
Copyright
流希-Яuki-
2008-02-03 22:42:00