君とはずっと続けたい
山崎 風雅

 言葉が言葉を飲み込む
 信頼のない無意味なやり取り
 なんの創造もなかったりする
 そこにあるのは反応する神経のみ
 
 そうなるのは
 やはり信念が希薄なせいだろう
 人が人らしくあるためには
 人が畜生とは違うためには
 自分に無限の可能性が秘められてることを
 信じなければ
 何も生まれない

 人の幸せを願う気持ちは広大な宇宙のように広がる
 与えられることのみを求めて
 それが叶わないときは癇癪を起こして
 それじゃ なんともなぁ

 時に言葉は一面性しか表さない
 だから誤解も生むでしょう
 それで間違いを犯している時もあるでしょう
 でも それで全部を否定するのは
 それはどうかな

 これは僕のテーマでもあった
 誤解を生むことを怖れるばかり
 表現ができない時期もあった
 
 でも 怖れないことにした
 間違いを犯さずに進むことなんか不可能だから
 それで殺されるなら仕方ない
 悲しいけど

 生きることを真剣に考えてきたつもりだ
 真剣になればそれなりの答えが返ってくると思う
 君は真剣に考えましたか
 途中で投げ出しませんでしたか
 一人よがりじゃありませんか

 君とはずっと続けたい
 



自由詩 君とはずっと続けたい Copyright 山崎 風雅 2008-02-01 02:47:18
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