プラットホーム
夏川ゆう

口数が少なくなる
別れ間際
そんな私を見て
子どもだと笑うあなた

列車に乗り込む後姿から
冷たいものがあふれ出ていて
まるで別人のよう・・・

発車のベル・・・
扉が閉まる瞬間
投げ込まれたサヨウナラ

手を振ることも
声を出すことも
出来なかった私を
許して下さい・・・


自由詩 プラットホーム Copyright 夏川ゆう 2008-01-22 17:53:11
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