冬の落とし物  
ましろ

キラキラ星は掬う指先から
         ながれていく

落としていった光りを
かきあつめている

いつか
欠片にして胸にとめるため

星が燃えあがって
生まれたところへ還るまで


自由詩 冬の落とし物   Copyright ましろ 2008-01-22 15:35:58
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