刹那
電子ノ猫人
刹那
百京分の一の間隔
それは果てしなく短く、今も刻み続けている。
刹那
目を閉ざしても見えず
耳を澄ましても聞こえぬ
人にとって不可能に近い境地に在る感覚
それでも「刹那」は今尚刻み続ける
人に見えず、聞こえず
その境地に至るものが顕現するまで
自由詩
刹那
Copyright
電子ノ猫人
2008-01-09 05:14:17