食べかけにしたのは飽きたから
ワガママな性格を許してよ
よく笑うのはよく笑う娘を可愛く思えるから
本質？裏側なんて汚いだけ
甘美な人が何よりも好きなだけ

弱さを売りにするつもりはないけれど
時々たまらなく両眼から零れるの
あなたはそれを嫌うから
あたしはアクビを何回もするのよ
媚びているとかじゃなく
あなたに嫌な気分になってほしくないだけ

煙草は好き
入ってくるのが分かるから
怒られるのは嫌い
正しさなんて人の数だけあるのだから
目薬は必要
アクビのフリをするのにも限界があるから
仕草も言葉もどっちも必要
どちらかだけじゃ満足できない時があるから
携帯は時々要らない
知りたくない情報で
あたしもあなたも醜くなるから

誰にも染まらない
あたしはあたしだけのもの
頑ななあたしは
あなたの孤独を共感できるように思えるの
だからあたしは
素っ気ない態度だけど離れ過ぎないようにしている
それをあなたは解ってるのかしら
たまに腕をつねったりするのは
気付いてるの？って聞いてるの
言葉にせずに気付かせようとしている
あたしのこのワガママを
あなたはいつか笑って許してね

波のように押したり引いたりしながら
あたしは合図を送るタイミングを見計らっている