流星群
rabbitfighter

星のように流れていく君たち
今夜はどこを目指していくの
それとも行く当ての無い旅なのか
いく当ても知らない旅なのか
星団を組んで東から西へ
誰かが君に願い事を託す
ここで君たちを見上げているよ
ちょうど銀河を渡るところだね
東京からはもう、銀河は見えないけれど
分かるんだ
底に丸い水晶玉のついた万華鏡を持っているからね
いつかこの万華鏡で
本当の銀河を見に行くつもりなんだ
地球を一回りして戻ってきたら
今度は一緒に出かけよう
なにせこの旅は
当ても無く果てしも無く
あらゆる方向に無限大
道連れが多いほうがきっと楽しいよ


自由詩 流星群 Copyright rabbitfighter 2007-12-30 18:54:53
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