おりて
砂木

こよりのむすびめ
ねじってつないだ
どこにもいけない
かみの おれめ

かくしたことで
かなうというもの
しんじたよるゆび
まだ いきをしている

あめに ゆきに
やぶれておちるのだろう

いたまずにむすばれつづけたら
いくつかのよるが
かずをなくすのだろう


自由詩 おりて Copyright 砂木 2007-12-23 08:54:21
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