果てしないわけでもなく夕暮れ
しろう


天球を半ば覆った夕暮れが燃え
肺胞には空気が足りぬ自明の理


お天気予報に言わせれば
あと十五年は夕暮れらしい
結局は息の仕方も忘れちまったし、
吸うなら吸うで煙草があるから
どうって事はないのだけれど。






自由詩 果てしないわけでもなく夕暮れ Copyright しろう 2007-12-19 21:06:46
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七行詩