やはり私は海の君
紅山「そわか」




   あなたのことを日と思う
   君の異を空の旅にいっているのだろうか
     きみのこえが聴こえない



   あのときに看た時計のおとの針よ
     君は誰だかしるときよ
  

   きみの超え小さく厭きるほどの 海
   カーチベイまで耳鳴りよ
     君のこえが聞えない



   孤独は宇宙の風となり コロナはつめたい風邪を弾く
     ああ、やはり ドウシテ 君は・・・


   海を覚える私の声でかき消されてゆく
     海に投げた私の歌は、
       うたえる たたえる 詩に


   なりゆく裳のなのか。


   やはり私は海の君
   君に出逢えた 君の宇宙




   


自由詩    やはり私は海の君 Copyright 紅山「そわか」 2007-12-17 16:09:57
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