ことばの×4
ゼロスケ

言葉の言葉は。(分かり易く帯を付ける)

実体の実態という実体でさえ。(脳を揺らす)

のされてしまった、

のされた、

のされている。(「言葉だけになってしまって」/「あいろん」「ねずみ」/「戯言だけどね」)



画のような画のなかの

画のなかの実体の画のなかは

のされて、

のされていた。(フラット)



私の私が(切り離され)

意味という意味さえも(独立して?)

のされて、

のされていて。

消えて消えた。

立ち消えた?立ち消えてはいない(それは火焔ではない)

立ち消えた。そのの野原のそのそれの立つ私

の私の消えて消えた意味ののされて消えた。(円錐の底辺が光降る)



いない私は

ない私の私(模様のなか)

私は呼びつ呼ぶ

呼ぶ。呼ぶ。呼ぶ、

とおい遠く記憶消えたようにのされ、

なき所へ。

のされた、

言葉を。

(  空隙  )

をも、ない。ない。



のされた

ない

言葉を

つみかさねて落葉の(深く暗い森)

落葉。スキマ。

吹く、のされた、風という風。(見える)

の音の音という音ののんのんの

のされた私、言葉、風。(棚なる情報)



のされる、

のされて、

なくなって、

なくなる。

私つみかさる。

つみかさねた葉。

なさなさと

つぶやき、

つぶやいた、

つぶやいている。

つぶやき、

つぶやいた、

つぶやいている

つぶやき

つぶやいた

つぶやいている(森を穿つ)



×4。(省メモリーのため)



自由詩 ことばの×4 Copyright ゼロスケ 2007-12-14 04:08:42
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