[:Lane
プテラノドン
午後七時、
通り雨が窓ガラスを濡らした
時速70キロ、
雨粒を弾き返すのはワックスのおかげ
時速170キロ
月並みな町の明かりも輝いている
でも、どうだろう
路面にもワックスが塗られていたらいいのに
手の行き届いたボーリング場の床らしく―
うまい具合に転がっていけるのじゃないかと思う
君の住む町までは恐ろしく遠いから
そうでもしなきゃね
自由詩
[:Lane
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プテラノドン
2007-12-09 18:03:10