自分一人も救えない男が世界を救うような夢を見て目覚めた朝
haniwa
枯れかけたコップの花に手を当ててげんきになれと口には出さずに
きみからのメールはいつも一行でだけど保護するそれしかないから
さいていだと百回唱えて酒を飲む外は子供の走る足音
使うあてのないコンドームつけてみて忘れかけてた昔の感触
生きている生きている生きているそれだけ繰り返してるくりかえしている
短歌
自分一人も救えない男が世界を救うような夢を見て目覚めた朝
Copyright
haniwa
2007-12-09 14:43:23