地下室の海
しろいろ
この恋は無色の花火だ
きらきらと焼失してゆけ
plastic piece
終電の流線形の窓の灯を数え切れずに途中下車する
くずかごに名前をちぎって捨てる朝
涙はなんで温かいのかな
地下室の油で鰓は汚れても此処に広がる海が好きです
短歌
地下室の海
Copyright
しろいろ
2007-12-01 11:08:17