恋はSiriusの遠くゆらめいて
りゅうのあくび

都会の
雑踏のなか
たたずんで
想うは君の黒髪
かがやいて
夜空に瞬く星は
揺らめいて
逢える時間が
せまっては
身体のなかに
灯りは点る

ルララ
ルララ
恋の色差す
肌の微熱は
背骨の芯を
つらぬいて
火照った頬が
暮れなずむ

飛空挺
駆け抜け
果てる想いは
月曜日の
晴れた夜空に
青く燃え
遥か彼方の
飛行機雲が
恋の行方を
追いかけ
真直ぐに飛んでゆく

ルララ
ルララ
恋しい人との
待ち合わせ
小さな幸せ
こぼれる
伝えた約束
胸の奥には
熱く点もって
恋はSiriusの
遠くゆらめいて
君の黒髪
夜空になびく

ルララ
ルララ
また太陽が
昇るまで
時が止まる
みたいに
素敵な夢を
きっと君の
ところへ
運んで来るよ
君のまなざし
きらめくように

都会の
雑踏のなか
たたずんで
想うは君の黒髪
かがやいて
夜空に瞬く星は
揺らめいて
逢える時間が
せまっては
身体のなかに
灯りは点る



自由詩 恋はSiriusの遠くゆらめいて Copyright りゅうのあくび 2007-11-14 21:17:52
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