anyway
サトリイハ
電車に乗るわ乗られるわの諸行無常で一体此処は何処なのかと、分からなくなったとてさして世は事も無し、丸の内線はあたしを連れて銀河鉄道なのですから、終着するは機械の体をもらえる星・方南町。射千玉の闇に風神は吸い込まれて渦を巻き新しい怪物をそのくちびるから生み出すのですからよほどその星は密度が、なまものの密度が高うございます。なまものたちの目ーは赤ーく暗がりにそっと光ります。手のひらで優しく包んだあとに、人差し指を赤に突っ込めばあなたの思惑通りの過去。
自由詩
anyway
Copyright
サトリイハ
2007-11-10 03:57:17