ぎくしゃくぎくしゃく
ぎくしゃくぎくしゃく

僭越ながら
ぼくは寂しさとともに生きる北風

包装したあいつは
どこへいくやら

閥族の片鱗をみせながら
シュールな言葉を
澄まし顔で
あなたはとおくへ
いくんだね


高速のビタミン
を
何不自由なく
必要とした
あいつは
いまや
ヤクチュウ
だってさあ

なんて
ふと
このごろ思う
セメンタイト
な
あなたは
いきていけないでしょうよ
この世の中では