暖かなベッドにて
智哉

もはや抱き枕と化した
その暖かな身体を
今一度確かめるべく君を喚ぶ

嗚呼あの夜もそうだった
無性に鍋を喰いたくなり
君を喚んだんだ

僕は独りで眠れない
とりわけこんなに寒い夜は僕は独りで眠れない

君の名を呼んだ
君の名を詠んだ
暖かな電気毛布に包まれて


自由詩 暖かなベッドにて Copyright 智哉 2007-11-07 01:44:44
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