重い
1486 106

「何ていうか、それって重いよ」
そう言って君はファミレスを出た
手付かずのままのサラダとコーヒー
窓を叩き付ける激しい雨

本当に好きだったから
離れたくなかったから
何度も何度も確かめた
君の迷惑を顧みずに

ごめんね僕が弱かったせいで
君の思いを信じられなかったんだ

今から携帯に電話して
謝ったら許してもらえるかな?
それすら重いと思われるかな?


自由詩 重い Copyright 1486 106 2007-11-04 20:55:38
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