夜景と赤ワイン
夏川ゆう
夜景を見下ろせるバーは
君のリクエスト
赤ワインに映り込む
夜景の輝きが
ほんのりと僕らを色づける
甘い言葉が
次から次へと出ても
飽きることなく
甘い夜が伸びている
ワインを幾ら飲んでも
君との会話があれば
酔いつぶれることなく
ほろ酔い加減で
ふわふわと気持ちいい
赤ワインのように
恋から赤い愛に変わる
夜景に包まれて
自由詩
夜景と赤ワイン
Copyright
夏川ゆう
2007-11-01 17:40:36