アナフィラキシー
1486 106

距離を置くことで
心まで離れてしまうと
君の気持ちを顧みずに
寂しさを押し付けていた

愛していたよ
自信は無いけど
傷付けあうために
出会ったわけじゃない

誰もいない夜の公園
不器用な恋のラストシーン
笑顔の仮面が貼り付いたのは
一体いつからだったろう

いつの間にか僕達は
向き合うことさえ忘れていたんだ

何度失敗を重ねても
一向に強くなれないね
失うことの痛み
繰り返してしまう悲しみ


自由詩 アナフィラキシー Copyright 1486 106 2007-11-01 01:35:58
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「あ」のひびき