折れたアシ
北大路京介
もし僕になにがあっても
君が助けてくれるんだと
そう甘えていた そう信じていたんだけど
いざとなりゃ君は消えていて
どこにも倒れ込めずに
受けた傷が広がっていくばかりだよ
恋の終わり
こんなに痛いものだなんて
何を悔やんでも 消せない
涙ひとつ流せない 自分が情けない
君の感情が冷めていく
声の調子が変わっていく
いくら あがいても 止めることはできなかった
「 苦しい戦い は もう耐えられない」
先に言い出したのは 君のほうで
終戦とは とても嫌な表現だね
君の代わり
どこにも居ないものだなんて
何を嘆いても 癒えない
当たり前のことなのに 狂ってて忍びない
自由な時間を望んでた 我が侭が過ぎた
君の幸せも願ってたんだよ 冗談混じりでも
僕の描く夢には いつも君がいて
君といて。。。
なにもかも 砂の味がする
楽しい 想い出がまわる
他愛のない日が
今は幸せだったと思いもする
ずっと ふたり
一緒に居られるんだって
何にすがっても 叶わない
寂しい現実に 気づいたら儚い
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