言葉なんていらないなんて言ってみる。
水族館はもう飽きた
ぼくらは都市を閉じ込めたかった
一瞬を
フラッシュをたいて、めをつぶらぬよう
外は豪雨と雷
出られないね、とつぶやいて
ソフトクリームでも食べようかと
いちごとバニラのハーフを頼んで
少し、さむくて、
そのとき、雷が落ちて
ぼくらを照らした、一瞬、
ああ地球の風景の一部に切り取られた
ピースもできなくて、ただただ驚いた顔をした
君が、かわいかった
ここでなら愛とかを嘘みたいに誓ってもいい、何度でも、ちかえるよ、
すきだよ。っていまならほんとうになるかもしれない、ね。
たったよんもじのくみあわせなのに、きみは、わらってくれたんだ。