長崎にて
吉岡ペペロ
長崎の夜景がきれかった
それを見て
こころもそう
動かない俺なのに
ひとりで口に出していた
街ぜんたいが
坂にこんもりとしていて
それは
生き物たちの発する光のようだった
長崎の夜景がきれかった
それを見て
こころもそう
動かない俺なのに
ひとりで口に出していた
自由詩
長崎にて
Copyright
吉岡ペペロ
2007-10-19 21:14:30