柘榴
彌月

罪悪感と後悔の記憶ごと

召し上がれ

滴る赤に

拳の痛みも混ぜ合わせ

吐き捨てた種に言い訳を含ませて

横たわる証に

土を被せたら

まるで被害者みたいな顔をして

泣けばいい


自由詩 柘榴 Copyright 彌月 2007-10-18 14:49:30
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