果てまで
風音

もう
この気持ちを

置き去りにして
歩き出さなければいけない

わかってる

とっくに
さよなら
だったってこと

向かうべき道は
どこかもわからずに

今は真っ白な霧の中だけど

光を選べない
暗闇に座っていたい

果てはどこにあるのだろう

誰も知らない何処かに
きっと




自由詩 果てまで Copyright 風音 2007-10-14 21:37:19
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