太陽
manabe kenta
何気無く無為な日々を
風のように過ごしては
喧嘩した日もあったね
(マックでの会話。)
「何食べてんのさ。」
「ポテトは鼻に刺すモンだよ」
おちゃらけた君に、ゴメンネしたい
卒無くこなした色々のことも
今では沈殿物なんでしょうか
(ライヴハウスにて。)
「唄うなこの野郎がぁ!!」
枚挙してみれば暇は無くて
「やっぱコルトレーンだよね」
「夜の歩道橋は、素敵だ。」
「私と君の二人で、世界をつくろうよ」
挙げた分だけ切なくなって
「それが言えれば恥ずかしくないの。」
SGは君を回想しては
夜空に空虚な粘りを放つ
ズギャアァアアァン
ガガガガァガッガギィーン
ピィーーーー、ギャァァァァァ
ズギャアァアアァン、ギィーン
ギャァァァァァン、、、、
「うん。待ってるから。」
今日も都電で寝た振りをして
君の横顔をやり過ごしてた