誰も見てないところで
風音

歩いていく
あのひとの背中が見える

ふと
立ち止まって
花に顔を近づけて
思い切り息をすいこんで

花の香りが
たくさんあのひとを
満たすだろう

そんなところが

好き


自由詩 誰も見てないところで Copyright 風音 2007-10-11 10:20:23
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