朝
高木 しおへー




金色の光が入り込む階段をかけおりて
ゴミを捨て歩き出す
金色の光の中を

喉が潤いそうな朝の空気を沢山吸い込んだ
朝ごはん

ビルやマンションはサングラスに反射するレンズのよう
キラキラ光る

まだねたいまだねたい
朝だー朝だー

二つの気持と戦いながら
今日も通りすぎる
朝の世界を


自由詩  朝 Copyright 高木 しおへー 2007-10-11 06:13:57
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