VIVALDI 調和霊感風
manabe kenta

低音に乗せた妖艶を


開けっ広げにして魅せた


貴方のタワー・オヴ・トキヲ


何色に光るのかしら





真夜中二時の


冷風を頬に感じて


「銀河鉄道はもう行ったのね」


そう呟くアナタは


明日の朝には


雀にでも成って


何処かへ行ってしまうのですね







何処かへ行って終うのですね







ビバルディの目覚めと共に


また、次の朝が始まった



自由詩 VIVALDI 調和霊感風 Copyright manabe kenta 2007-10-10 21:31:38
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