かぐや姫
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かぐや姫 君は昔からいつも
無理難題を要求してきたね
それでも君が笑ってくれるから
わがままも苦じゃなかったんだよ

かぐや姫 一度だって僕が
頼みを拒んだことはないだろう
だから最初で最後のお願い
さよならなんて言わないで

月の明かりに照らされた君は
いつにも増して美しく見えたんだ
本当はもっと一緒にいたいけど
君の笑顔を大切にしたいから…

かぐや姫 君が本気だったら
こんなに女々しくなったりしないよ
だけど大きく手を振った後
何で突然泣いたりしたのかな

月の明かりに照らされた君は
いつにも増して美しく見えたんだ
本当はもっと一緒にいたいけど
君の涙は見たくないから…

かぐや姫 ごらん満月だよ
どこかで君も見上げているかな
毎晩のように思い出してしまうよ
君も同じだったらいいな


自由詩 かぐや姫 Copyright 1486 106 2007-10-09 17:54:07
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