とおく きおく
ねお

すべてうまく消せたなら
だれも迷わなかったろうに
わたしのおさない手では
触れることすらできなかった

書いたのはだれだったっけ
望んだのはなんだったっけ

忘れたふりを
できるようになってしまった
わたしは
もう、


自由詩 とおく きおく Copyright ねお 2007-10-08 20:20:45
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